過食症とリバウンドの違いは、疾患認定と自らコントロールできるかどうか

リバウンド|2014/05/07 posted.

過食症とリバウンドの違いは自らの意思でコントロールすることができるかどうかです。

過食症とは、神経性大食症ともいい、一気ものを食べるという摂食障害の中で、食べたものを何らかの方法で排出しする浄化作用を伴うものです。

つまり、飲食後に自らで嘔吐や下剤などを使用して強制的に体内から出します。
多くの場合が精神的な疾患やストレスが原因と考えられています。

過食症から拒食症になるというケースも多く、大きな代償も払うことから厚生労働省も特定疾患に指定するなど大変問題がある病気としています。
一方のリバウンドについては、拒食症に陥るなどの代償はありません。

多くの場合が、食事制限を行ったダイエットを行った後、
抑えられた欲求を発散するために無茶食いをした結果、
ダイエットを行う前の体型よりも太る傾向にあるという状態をいいます。

大きな違いは、病気として認識されているかどうかの差です。
リバウンドに関しては、反動や病気のリスクは少ないですが、過食症は、様々なリスクがあります。

現在の治療法としては、心的な要因が多いことから精神科の医師や心理カウンセラーの受診が有効です。

しかし、専門的な医師が少ないことが現状の課題とされています。
また、リバウンドと過食症は男性よりも圧倒的に女性が多いです。

 

ひとつ考えられる要因には、体型維持や美容に対する意識が男性よりも強いことからダイエットから過食症やリバウンドといったことに陥りやすいと考えられています。

この様なダイエットを行う際には、無理のない制限を行うことが大切です。
同様に心の余裕を持つことも重要で、日常の楽しみや趣味といったものを持つことで改善することができるという情報もあります。