生理中のダイエットは本当に効果的なのか?痩せるための方法は?

生理の関係|2014/05/07 posted.

女性には男性にはない生理というものがありますね。
この生理には、二つのホルモンが関係してきます。
一つははエストロゲン、もう一つはプロゲステロンというものです。

エストロゲンには、女性の子宮に受精卵が着床しやすくなるように、
子宮の内側を厚くする役割があります。
もう一つのプロゲステロンには、エストロゲンが厚くした壁の上に柔らかい膜状のものを張り、
さらに受精卵が着床しやすくする役割があります。

この後着床しないと、いったん壊すことになりこれが生理ということになります。

ただ、この二つのホルモンは別の役割もするんです。
プロゲステロンは脂肪を蓄える仕事をして、
エストロゲンは逆に脂肪を小さくする仕事をしています。

じゃあ、エストロゲンの多い時期にダイエットをすればいいかというとそうではないのが難しいところです。

プロゲステロンが蓄えるのは脂肪の中でも下半身につきやすい皮下脂肪で、妊娠中のエネルギーとして蓄えるんです。

そしてエストロゲンが部屋すのは内臓脂肪で、妊娠したら大きくなる子宮の上にスペースを作る仕事をします。
このホルモンの性質を応用することでダイエットに効果的な方法を編み出すことができます。

生理後およそ10日間が内臓脂肪が減りやすいエストロゲンが多い時期、
生理前およそ10日間が皮下脂肪が付きやすいプロゲステロンが多い時期ということになります。

排卵を境にこのホルモンの量が入れ替わることになります。
というわけで、エストロゲンが多い時期は、内臓脂肪を減らす働きが強い時期なので、
この時期に有酸素運動などを行うとより効果的ということになります。

プロゲステロンの時期には、
食べすぎに注意して現状維持できれば大丈夫と思うことも大事です。
生理中はどちらの時期でもありませんし、体調も良くないし、人によってはおなかは痛いし・・・
という時期なので、整理の前後の時期をうまく活用して、
エストロゲンの多い「ヤセキ」に運動をたくさんして効果的にダイエットをしていきましょう。